最近、レッスン終わりの片付け時に生徒さんとギターケースの話をします。
「買った時についてくるケースだと片方しかベルトが付いてなくて不便なんですよね…」とか、よく相談されるんですよ。
ということでケースについてちょっと書いてみる。
まず自分が使っているのはこれです。
Noah’sark GSH-Black エレキギター用セミハードケース
Noah’sarkのセミハードで色は赤いやつを使ってます。
もう10年近く酷使してますな…。しかし致命的なダメージはなくてまだまだ現役。
セミハードなだけあって耐久性も抜群で中の楽器にトラブルが起こったこともないです。
雨の日は同社のレインコートも被せてますよ!いざという時本当に助かります。
ノアズアーク Noah’sark/Rain Coat NRC-Guitar(エレキ用)【ノアズアーク】
PLAYTECH エレキギター用ギグバッグ EG-Bag Blue
とりあえず両肩で背負えれば、という場合はこれもアリ。
しかしセミハードではないので酷使は難しいです。
できれば↓のケース以上のランクが望ましいところ。
KC KC/エレキギター用セミハードケース SHE-120 BL
両肩で背負えて強度も十分。ポケットも多くて良いですね。
分厚いので重量もそこそこあるのが悩みどころですが、大切な楽器を守るためには背に腹は変えられないでしょう。
安い中では上記二つが良い感じですが、、可能であれば出来る限り高いものを用意しておきたいところです。
外に持ち出すと何が起こるか分かりませんからね。
薄いケースで外に持ち出して転んでしまったり、不慮の事故でギターを落としたり倒したりした場合…中の楽器に確実にダメージが入る。
セッティングが崩れてしまったり塗装が割れたり、最悪ネックが折れてしまう可能性も考えられます。
あと冬場は気温差が怖いですね。薄いケースは服でいうとタンクトップみたいなレベルですから…。
高級品=正解なのかと言うと、そうだと思います。
高いケースは厚みがあり中の楽器をしっかりと守れますし、ポケットも多くシールドなどの用具も入ります。
それでいて背負って運べるように設計されていますので重量が増えても体に負担もかけません。
根本的に非常に頑丈。車や飛行機での移動もそれなりに安心できる物だってあります。
逆に、安いケースは肩にベルトが食い込んで痛かったりパーツが弱く壊れるケースもあります。
布地も破れやすいので2年持てば良い方かと。
良いケースと安物とでは万年筆とボールペンくらいの違いがあります。本当に!
ギターやベースは物理的に「雑に扱う人」が多すぎる。
バイオリンなどの弦楽器なら薄いソフトケース考えられないでしょう。
しっかりとしたケースに納めて丁寧に持ち運んだり保管しますよね。
自分の大切な楽器を守るために高価でも信頼できるケースを使ってるんです。
ギターやベースも大切にする気持ちがあるなら適当なケースはやめよう!
事故って結構起こるんですよ。自分ではない誰かが引き起こすこともあるんですから。
楽器が壊れてからでは遅いのだ。先行投資は重要です!