Bacchus Universe Series BST-2-RSM/M

冬季のレッスン持ち出し用のギターとしてクリスマス前くらいに買いました。

この時期は屋外と屋内の気温差が凄まじいのでライブやリハ以外で高い楽器を持ち歩きたくないんですよね。

だからと言って教室備品の楽器を使うのはポリシーに反するので意地でも楽器は持っていきたい。

見た目は悪くないでしょ?

値段も安いし中古の安いギター買って直して使うよりも楽でいいかなと。

それに安いギターって軽いですから持ち運びの面でメリットあったり。


細かい部分の作りは荒々しくてネックポケットとかナット溝とか、、言いいだすと止まらないけど値段を考えれば十分?

ライブとレコーディングで少しずつ使ってもみたんですが、特にクセがないのでこれも悪くはなかった。

でも音を作る側の機材と自分自身のパワーでねじ伏せている感じもあって、このギターのポテンシャルからくる印象ではない気もします。

ちなみにこの映像の時はJCM900に直。

この時足元には何も無いです。ストレートな音です。


音はまずまず。

シングルコイルの瑞々しさみたいなのは無いですけど、ポジティブに捉えるとうるさくなりにくいからビギナーがマーシャルに繋いでも全然まともな音になるかと。

でもこれに慣れてしまうと普通のストラトでキャンキャンな音しか出せなくなるんですよね、、ビギナー向けの楽器のデメリット。


とりあえずレッスンに持ち出して使う用途には抜群にフィットしてます。

軽いしネックは丈夫な気もするしストラトだから何かと説明もしやすいし。

2万円くらいでこのルックスと無難なトーンが手に入るのか。

10年前の安い楽器ってもっと変な音してたよな〜。しかもボディが妙に角ばっててダサいのばかりで。

これならたとえハードオフにあってもすぐに買い手が付くよね。それくらい見栄えが頭一つ抜けてる。


例えば車に置きっぱなしにするとか、屋外ライブで雨風を気にしないための楽器としてだったら良い感じのギターって感じです。

それか本当にクリスマスプレゼントとか贈り物としても適しているかもしれない。

本番以外の何らかの目的のために使うギターとしては十分に満足できると思う。


最初の一本にしてもいい、、とは言えそうで言えないような笑

道具としては決して優れていないところがこの楽器のポイントであると思うんです。

それでも目的を持ってこのギターを選択をするなら正解!みたいなそんな印象です。

BOSS DD-7 タップテンポスイッチmod

デジタルディレイの定番、BOSS DD-7にタップテンポ入力スイッチを増設しました。

Tap Tempo modとかそんなふうに呼ばれているやつです。

これはもうめちゃめちゃ便利。

外部スイッチがいらないだけでこんなに使用感が良くなるとは。そりゃDD-20が売れるわけだ。

作業自体はシンプル。ケーブルの半田付けができる程度の技術があれば誰でも簡単にできる。

必要な部品はモーメンタリスイッチと配線材が2本。それだけ。

細かい作業はここのページがわかりやすいので、やってみたい人はチェックしてみよう。↓

一番苦労するのはおそらくケースの穴開けかと思う。

スイッチの位置は慎重に決めよう。でも意外とスペースに余裕はあるので下過ぎなければ多分大丈夫。

自分の場合はやや下気味、ナットがゴムに触れるかギリギリの辺りにした。

右上の「BOSS」のロゴ辺りにスイッチを付けているMODもよく見かけるけど加工がちょっと面倒。

別の回路を追加するとか、どうしても電池で使いたいとか思わない限り左でいいと思う。失敗リスクも低い。

加工に大型のドリルは必要ないが、最低限ハンドドリルとリーマーは必要になる。

ホームセンターで2000円もあれば足りるんじゃないだろうか。買ってもいいかも。あまり使い道はないけど。


あとはBOSSペダルいじる時の注意点が一つある。

「動作確認の際は必ず筐体にパーツを組み込むこと。」

BOSSはジャック周りでアースを筐体に落としてるようなので、ジャックがケースに接地していないと上手く動作しないことがある。

例えば今回の場合はタップ入力の基盤を外したままではタップ入力が反応しない。

↓のページで質問している人はまさにそこで困っているようだった。

このように外した状態だと反応しない。

ペダルをいじるときは横着せずに組み込んで動作を確認しよう。

自作のペダルでも音が出ないとか、上手くいかないときはまずアースと電源を疑うものなんです。


送料と工賃を掛けて工房に依頼するよりは工具を揃えて自分でやったほうが当然ながら安上がり。

穴開けに不安があるのであれば依頼したほうが安全だけど、しっかり場所を決めて落ち着いてやれば大丈夫ですよ。意外と。

ちょっとの改造でめちゃめちゃ便利になるのでこれは苦労してでもやってみるといいと思う。お勧め。

まぁ中古で手放すようなことを考えるのであればそもそもやるべきではないんですけど笑

VOX MV50 Cleanをプリアンプとして使う。

そういえば今年初めてかも。色々あったんですがそれはもうちょっと言えるようになったらその時に。

さてさて今回はVOXのMV50の話題です。

裏技ってほどでもないと思うんですがこんなのありますよ、って雑な動画を作りました。


MV50はアンプのラインアウトに繋ぐシールドを半差しにするとキャビネットのシミュがスルーされます。

これによってプリアンプとして使えるので、他のアンプのリターンに繋いだりIRと組み合わせるといったようなことも可能になるという。

MV50本体のキャビシミュがあまり好みでない方はこうしてラインで使ってみるのと面白いんじゃないでしょうか。


自分の場合はMarshallやJC-120のリターンに繋いで真空管プリアンプとして使ったりすることが多いです。

こうして使う場合、アンプによってはリバーブやプレゼンスがそのまま使えるし出力に余裕も出るので音量のバランスがとりやすい気がします。


他のアンプと組み合わせたサンプルも録ってみたいですね。

スタジオやライブハウスでキャビを借りなくても使えるアンプだということがもっと広まると面白いと思うんですよねー。

kemper Acoustic Simulator

Kemperにアコースティックシミュがあることに先日気づきまして、音出しがてらテストの動画です。

これって以前から入ってたっけな〜?アップデートの内容気にしてなさすぎてよく知らない…笑

音の方は安いエレアコのピエゾの様な質感で、EQで補正しても結構細い感じですかね。

とはいえPUはシングルコイルがよさそうです。ハムバッカーだと歯切れがあまり良くなくてボワボワになっちゃいます。

デモ音源で入れる程度ならそれっぽくはなるので、そういう使い方には活かせそう。

もっと積極的に使うとしたらDream Theaterのコピーとか、BOSTONとかそういうのかな…。

アコギの再現はかなり難しい部類なんですよね。

モデリングギターのアコギシミュはかなり良くなってきましたが、エフェクターだとまだまだ。

コーラスやリバーブをたくさん掛けて使うとか工夫しないとですね。

D’Addario XTE1046 XT Nickel Regular Light

写真 2019-11-09 23 50 58

https://kcmusic.jp/daddario/xt_series.html

DAddarioの新しいコーティング弦を試しました。

10年くらい前からダダリオのコーティング弦はあったんですけど、最初のはなんか微妙だった…。

というか、ELIXIR以外はコーティングを薄くしようとするせいでプレーン弦より巻弦がすぐ劣化してハリがなくなってしまうんですね。

確かに素の触り心地に近いものの、プレーン弦と巻弦の劣化タイミングのバランスが悪くてどれも値段ほどの活躍はしてくれなかった。

 

自分は現在ELIXIROPTIWEB(一番コーティングが薄いやつ)を使っています。

現状一番耐久性があって、コーティング弦としての機能を一番生かしているはOPTIWEBと感じてます。のでそれと比べる感じで書いてみます。

“D’Addario XTE1046 XT Nickel Regular Light” の続きを読む

Kemperを鳴らす時に気をつけたいポイント

使い始めたのは201742日、パワーアンプ無しのラックを導入しました。

Kemperにした理由は「弾き心地が一番好好ましく、かつ予算的に許せる範囲だった」事。

フラクタルはぶっちゃけ高価すぎてフットスイッチのことを考えても無理でした。

 

値段が値段だけに文句もなく満足していたのですが、冷静になって一通り触ってみると多少違和感を感じることがいくつか。

なんかデジタルっぽいな?とかピッキングのタッチに違和感がある、妙なリバーブ感?

最初はリグデータのせいかなと思った部分もありました。

無数にあるデータの恐らく半数くらいはアマチュアの製作したデータで、当初はその辺から選んでいたのでその品質のせいだろうと。

ところが有料リグを試しても感じる違和感の質は変わらず。

内部設定を見直してようやく原因にたどり着く、、その辺を動画などまとめたのが以下。


ノイズゲートはとりあえず“0”

ラックやヘッド型の場合はノイズゲートのノブが付いてますね。

かかり具合は「Input」セクション1ページ目からも確認できます。(Stageの場合はここから設定します)

写真 2019-11-07 16 28 09

Kemperのゲートはインプットセクションの他にエフェクトとしても用意されています。

動画で音を聴いていただきたいのですが、インプットセクションのゲートはまずまず自然ではあるものの、数値をあげると遅延が起こります。

ダブリングのような感じにもなってくるので、リグデータによってはここが悪さをしている可能性も。

とはいえボリュームペダルを使わない人がライブ中の軽いミュートとして使用する場合などは有効な機能と思います。掛け過ぎなければ。

個人的にはゲートを積極的に利用する場合はエフェクトとして一つ立ち上げるべきと思います。

その場合は遅延やダブりも起こらず、機能的には結構優秀なので。


Pure CabinetはとにかくOFF!

友人、知人のkemperを触らせてもらった時にも思ったのですが、これはデフォがONなんですかね?

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こちらも音を聴いて比べてみると分かりやすいと思います。

マニュアルには、

「Pure Cabinet」は、プロファイリングによって生成されたバーチャル・キャビネットに磨きをかけ、フルレンジ・スピー カーでの再生においても、マイクを通さない、いわばキャビネットから直接聞こえる音に近づける機能です。

もちろんこ の機能適用後も、プロファイリングされたアンプの基本的な特徴は維持されます。

と、書いてあります。

言わんとすることは良くわかるのだけど、リグの素の音をまず聴きたくないです?

素の音に不満が出た時に微調整に使うパラメーターだと思うけどなぁ。

個人的にはこの機能はライブの時のモニター環境を作る時に役立つもので、ラインアウトから音を出してヘッドホンでモニターしたり、録音する際にはあまり必要ないと思います。

考えなしにこれがONになっていると膜がかかったような感触、ピッキングの食いつきも全然違って「kemperってこんなもんか」って印象になってしまう。

あと「Pure Cabinetは0でも効果が出る」ので不要な場合は必ずOFFにすること。これ重要です。


Speaceは必要に応じて…

ヘッドホンで音を聴くときにこれが上がっているとちょっと広がりが出て気持ちいいですね。

しかし収録やライブで掛かっているのが良いかいえば、それは環境によるというか。

余分な味付けになりかねないパラメーターなので、ひとまずチェックしてみるといいです。

デジタルっぽさを感じる場合、理由がもしかしたらここにあるかもしれません。

あえてエフェクター的に捉えて深めにかけると80年代のスタジオ系のショートディレイっぽくなって楽しいんですけどね笑


モニターはできる限りステレオで。

やっぱり演奏するときは極力ステレオで出して聴いた方がいいです。これはkemperに限りませんが…。

ディレイや揺れものエフェクトの質感は結構良いので、普段モニターするときはステレオ推奨です。

ライブの時も出来る限りステレオで出した方が良いですね。パンを寄せても奥行きだとか全然違いますよ。

ちなみに収録の場合、諸々を掛け録りしない場合はモノで収録して良いと思います。


kemperはまだエディターアプリがリリースされていないので(2019年11月現在)こういったパラメーターに触れないで使っている人はもしかしたら多いのかもなーと思ったのです。

中古で買ってなんとなく使ってる人にも知ってほしいですね。

より良い音にする為にリグデータを変える、その前に!一旦設定を見直して。

有料のリグを買ってもそれだけじゃダメだったりするんです。

ただ、kemperって確か初期化という機能が無いはずなので、わからないところは弄らないで一回調べよう。

Epiphone Limited Edition Nighthawk Custom Quilt

なんとまぁおかしなことにエピフォンのナイトホークまで。写真 2019-04-28 12 34 36.jpg

カラーはトランスペアレントブルー。

木目はまぁまぁ、塗装とかもそれなり。だけどフレットなどの弾き心地は悪くないです。

実は先日の赤い方のナイトホークはリアが断線していたようで音がおかしかったんですね。

ダンカンのPUをオーダーしてあるのですが届くまで結構掛かるのでその繋ぎにこれのPUをギブソンに移植してみようかと。

思ったんですが案外とこれが悪くないのでした。


Gibsonとの一番の違いはネックシェイプかな。

本家がストラト寄りのC、これは裏がフラット目なU型です。

Gibsonのキルトトップの再生産モデルでこのネックになったのかな?

これはこれで良くて、ブリッジミュートでズンズンやる系は弾きやすい。

逆にハイポジションでペンタ弾きまくり!みたいな時は幅が広く感じて慣れが必要かもしれない。

 

PUセレクターは再生産モデルと一緒です。

普通のHSHにコイルタップがついた形で昔の物よりずっとシンプルです。

この配列なので一見イメージがしづらいかもしれないですが、ハーフトーンも綺麗に出せて良い感じです。

歪ませたら最近のバンドマンが好きそうな音がしてる笑

 

音の傾向は整った、と言うかやや平面的ではあるかと。

Gibsonと比べると全体的に高音域が大人しいというか、ちょっとレンジが狭い感じがします。

しかしそのおかげでクセがなく音が作りやすいので音は意外と万人向けの感触です。


Gibsonとは別物です。

パーツが同じではないので正確な比較ではないかもですが、出てくる音の情報量が違う感じです。

Epiphoneは解像度は高くない。その代わり歪みが乗りやすくて気軽。

Gibsonはピッキングの反応やアンプの相性、設定がもうちょっとシビア。

そのおかげで1本で色々使える幅がある。

 

Epiphone侮りがたし。

ES-339とかも結構アリな音だったし最近のは安物っぽくない感じがします。

流石に比べたら細かい部分のコストダウンは分かってしまいますが、音は一昔前よりもずっと進化していてちゃんと使えますよ。

 

個人的にはやはりナイトホークはおすすめです笑

1本あると何かと使える。ややモダンなギターが欲しければEpiphone Nighthawk、良いですよ。

Fender Japan Traditional 60s Jazzmaster Pink Paisley

そういえばちょっと前にジャズマスターを入手しました。

フェンダーのエレキは初かも。写真 2018-10-01 14 18 04.jpg

すごい派手!!

フェンダージャパンのシリーズの中ではそこそこ高い部類に入っている物のような気がしますけど、なぜか半額以下で売ってました。

ぶっちゃけまだ使い所は探り探りかな~。

思っていたほどのクセはないものの、自由奔放なキャラクターに慣れるまでは少々使い込んで行かないと。


これは2018年製の新しいモデルなせいか、ちょっと今までのフェンダージャパンのイメージと違うところもちらほら。

特にロゴとか。

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デカールが見た感じでわかります。

塗装の下に貼ってあるイメージがあったけど、最近はこうなのかな?

そしてナットも牛骨でした。プラスチックじゃないのね。


クオリティ的には十分な感じです。

ジャズマスターの難点とされる部分が一切感じられないです。

弾き方のせい?ブリッジの溝が深いものに変更されてる?

弦落ちどころかズレもしない…。

チューニングの難も感じないっすね。

アーム使ってもズレない。

まだ買ってから調整もしてないけど問題はなさそう。

 

音色はもうフェンダージャパンのジャズマスターそのもの。それ以上でも以下でもなく笑

調べて出てくる動画とか信じて買って大丈夫だと思いますね。

このデザインだからといって特別音色が違ってくるわけでもないです。

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とにかく可愛いので色んなところで使っていきたいですねー。

 

Bigsby B7装着!

TomHolmesのレスポールタイプに取り付けました!写真 2018-06-12 3 54 42.jpg


BIGSBY ビグスビー トレモロユニット B7C

【国内正規品】 VIBRAMATE ヴィブラメイト / V7-LP ( ビグスビーB7専用マウント・キット Les Paul®対応 クローム ) [ V7 C ]

VIBRAMATEを介しているので装着自体は苦労しませんでした。

特別いじったのはストラップピンの位置くらいですかね。

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