フレットはフリーダムのステンレス。スピーディのミディアムジャンボです。
JESCARまで行くとがっつりステンレス!!って感じがしてガラッと印象も変わるのですが、フリーダムのフレットはニッケルの延長の音色のような感じ。
ウォームもスピーディも特別硬質な音だとは感じないかな。モデル名は言い得てると思う。
ネックはオイルフィニッシュに変更。
ヘッド表面は残して他は塗り替えたそう。
響きはやっぱり多少オープンになりますね。でも元と比べてそこまで大げさに変化してないかも。
どちらかと言えばフレット交換とナット新造の影響の方が強く感じます。
触り心地は思ったよりもグリップ感あり。ジェルも塗ってあるのかな?
サラサラって感じではなくてつや消しのネックを弾き込んでツルツルになった感じと似てる。
ミュージックマンみたいな感じかと思っていたらちょっと違いましたね。
ステンレスのリフレットはかなりアップチャージになるところ手頃な価格で作業していただいて、概ね満足してはいたのですが、、
弾いてみると12Fより上が詰まる。。2弦の15Fベンドすると音が詰まる…など不具合が…。
おそらく17F-19F辺りの処理が甘かったのではと思います。
色々とセットアップも変えてみても改善せず、送り返して修正していただきました。
twitterに作業中の写真をアップされていたところ、どなたかにフレットの浮きを指摘されていたのも見ました。
あれがそのまま直さず手元に来たのなら音詰まりも納得してしまう…。
フレットサイドを見るとフレットのエッジ辺りで指板も少し削れていたりして。
手作業ですしある程度は許容しますが売りにしている部分がこの感じは少し残念です。
塗装が乗った指板でこれだったら思うと…。
フレットエンドの処理がどうの、とtwitterで絡まれていたらしい事もなんとなく知っていますが、他でもこの感じだったら文句のひとつもおかしくないだろうと思いますね。
磨きに使ったコンパウンドか何かの黒い汚れも結構残ってます。
オイルフィニッシュを得意とされているのに汚れや染みが残りそうな処理は如何なものか…。
一応ちゃんと弾けるようにはなったけどモヤモヤの残る結果に。
もしかするとこういう作業は有名メーカーの生産ラインで働いてから独立、とかのパターンの工房の方が丁寧かもですね。