自分がよく使ってるレスポールタイプとセミアコなんですが、案外情報が無いんですね。
イケベ楽器とtomholmes、フジゲンのコラボ商品のような楽器だからかあんまり本数が無い?
THCシリーズについてはこちらのページを見てください。説明するより早いですw
http://www.ikebe-gakki.com/thc/index.html
まぁ、基本的にはヘッドがオリジナルシェイプのフジゲン製ギターですね。
テールピースがアルミだったり一部違いもありますが概ね一緒。ネックシェイプはとかはもしかしたらFGNとは違うかもしれない。
TOM HOLMES THC Standard
こちらはスタンダード。
レスポールタイプで珍しくキャンディーアップルカラー。裏まで真っ赤か。
好みでテールピースを普通のダイキャストにした以外はオリジナル状態で使ってます。
TOM HOLMESはPAF再現モノなのでパワーがそれほど無く、歯切れ良く高音が伸びるのが特徴。クリーンでもコモることはまずない。
一般的なハムバッカーのイメージよりは大分細い感じですが、細いものを太くするのは簡単ですから音作りの幅は非常に広いです。
(そういえば10年くらい前までは“レスポールはクリーンがこコモるから…”とかよく目にしたものですが、最近見ないですね。入手しやすい価格帯の楽器のクオリティが上がったのでしょうか。)
ローパワーなPUはしっかり弾けるかどうかが試されますね。
クリーンは気を抜くとペケペケになるし、メタルをやろうものなら相当仕上げておかないと凸凹な音になっちゃう。繊細です。
アンプはローミッドがしっかり鳴らせる物と相性が良いと思います。
あと少しゲイン感を足せるものだとなお良いですね。
コンボ系は例えばフェンダーツインアンプ、メサだとマークシリーズとか。
スタックは5150、オレンジみたいにミッド感が強いものが合う。
マーシャルは少し線が細くなるので逆手にとってシングルコイル的な音作りができたりする。
TOM HOLMES THC Semi Hollow Standard
こちらはセミアコ。普通にセミアコ!
自分にとって2本目のTOM HOLMES。
音はシャープでロック寄りの用途に向いている。
クランチでアルペジオとかパワーコードを鳴らすスタイルなら本家より扱いやすいかも。
Semi Hollow Standardは見た目のイメージ通りの音がすると思う。
自分的にはちょっといなたい感じが欲しい時や見栄えが欲しい時に使います笑
抱えた時の安心感みたいなのはやっぱりセミアコ特有ですね。
ちなみに「セミアコは軽くてオススメ!」と言ってる人もいるようですが全然そんなんことないです。
いくらセミホロウだからと言っても代わりにサイズありますからねw
今から中古でTOM HOLMES THCを探して買うのが良いかというと…どうかなー?
ギター本体はフジゲンのノーマルと品質はさほど違わないでしょうから、フレットの減りが無い美品でも無い限りはわざわざ探す必要はないかと。
これらのギターは限定生産品であることは確かですがヤフオクとかで釣られないようにw
この手のピックアップを知りたいなら好きなレスポールタイプを買ってダンカンのセスラバーやアンティクイティに交換の方が絶対オススメです。
大量生産のピックアップの方が扱い易い音がしますよ。すごくポジティブな意味で。
TOM HOLMESのギターは他と何か違う感じを求めるなら良いと思う。
転売してもマイナーで買い手がつきにくく、値段も伸びないぞ!